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リフォーム会社の選び方|後悔しないために必ず確認すべき7つのポイント

リフォームは人生で何度も経験するものではありません。
だからこそ、「どの会社に頼むか」で満足度が大きく変わります。
実際に、
「工事が始まってから追加費用を請求された」
「話が伝わっておらず、イメージと違う仕上がりになった」
「誰が責任者なのかわからない」

こうした後悔の多くは、リフォーム会社選びの段階で防げるものです。
この記事では、現場を知る立場から後悔しないために
必ず確認すべき7つのポイントを、できるだけわかりやすく解説します。


① 外注任せか?自社で完結しているか?

まず最初に確認したいのが、そのリフォーム会社が「自社でどこまで対応しているか」です。

外注が多い会社の特徴

  • 営業だけ自社で、工事はすべて外注
  • 現場監督が常駐せず、職人任せ
  • 「確認します」が多く、返答が遅い

外注が悪いわけではありませんが、外注が多いほど、情報の伝達ミスや責任の所在が曖昧になりやすいのが現実です。
一方で、自社で完結している会社は

  • 設計・管理・施工の連携がスムーズ
  • トラブル時の対応が早い
  • 「誰に言えばいいかわからない」状態になりにくい
    契約前に、「どこまで自社で対応されていますか?」この一言を必ず聞いてみてください。

② 二次請け・三次請けになっていないか?

意外と見落とされがちなのが、工事の請負構造です。
例えばこんなケースがあります。

  • 施主 → 電気屋さんに依頼
  • 電気屋 → リフォーム会社へ外注
  • リフォーム会社 → 職人へ再外注
    このように、二次請け・三次請けになると、次のようなリスクが出てきます。

二次・三次請けのリスク

  • 中間マージンが増え、費用が高くなる
  • 要望が現場に正確に伝わらない
  • 責任の押し付け合いが起きやすい
    この仕組みによって起きやすいのが次のようなことです。
  • 窓口で見積もりをしても、現場を見てから金額が変わることがある
  • 中間マージン(手数料)が加わるため、金額が少し高くなることがある
  • 現場に来た職人さんに追加の相談をしても、すぐに金額を出せないことがある

特に「電気屋さん」「設備屋さん」にまとめて頼むケースでは、
実際のリフォーム工事は別の会社が行っていることも少なくありません。

確認すべき質問はこれです。
「実際に工事をするのは御社ですか?それとも別の会社ですか?」
ここで曖昧な答えが返ってくる場合は、注意が必要です。


③ 担当者が最初から最後まで変わらないか?

リフォームは「人」が関わる仕事です。だからこそ、担当者の一貫性はとても重要です。
よくある失敗例として、

  • 営業時の話が現場に伝わっていない
  • 担当が変わるたびに説明し直し
  • 「それは聞いていません」と言われる

こうしたトラブルは、営業・現場・アフターが分断されている会社で起きやすい傾向があります。
理想は、


④ 見積もりが「一式」だらけではないか?

見積書は、その会社の姿勢が最も表れる部分です。
要注意なのが

  • 「工事一式」
  • 「設備一式」
  • 「諸経費一式」

といったメリットがあります。
このような表記が多い見積もり。一見わかりやすく見えますが、
中身が不透明=後から追加費用が出やすいという側面があります。
良い見積もりは、

  • 工事項目が細かく分かれている
  • 数量・単価が明記されている
  • 何が含まれていて、何が含まれていないかが明確

「安い・高い」よりも、納得できるかどうかで判断することが大切です。


⑤ デメリットやリスクも説明してくれるか?

信頼できるリフォーム会社ほど、良いことだけでなく、悪いこともきちんと伝えます。
例えば、

  • 「この工事は見た目は良くなりますが、将来的にメンテナンスが必要です」
  • 「ご予算内だと、ここは妥協が必要かもしれません」
    こうした説明があるかどうかは、非常に重要なポイントです。
    逆に、
  • 「大丈夫です」
  • 「問題ありません」
    この言葉だけで終わる会社は要注意です。

⑥ アフター対応・保証内容が明確か?

リフォームは、工事が終わってからが本当のお付き合いです。
確認すべき点は、

  • 工事後の保証はあるか
  • 不具合が出た場合、誰が対応するのか
  • 何年後まで相談できるのか

特に、外注が多い会社の場合、工事後に連絡がつかなくなるケースもあります。
「何かあったら、どこに連絡すればいいですか?」
この質問に、明確に答えられる会社を選びましょう。


⑦ 「安さ」だけで判断していないか?

最後に一番大切なことです。
リフォームは、安さで選ぶと後悔しやすい工事です。
もちろん予算は大切ですが、確認すべき点は、

  • 誰が工事をするのか
  • どんな管理体制なのか
  • トラブル時に逃げないか

こうした点を無視してしまうと、結果的に「高い買い物」になることもあります。


まとめ|「構造」を知ることが後悔しない近道

リフォーム会社選びで大切なのは、会社の規模や知名度よりも、中身と構造です。
特に今回お伝えした、

  • 外注か自社完結か
  • 二次請け・三次請けの有無
    この2点は、費用・品質・トラブルリスクすべてに直結します。
    もし今、
    「どの会社を選べばいいかわからない」
    「見積もりを見ても判断できない」
    そんな状態であれば、一度、構造を説明してくれる会社に相談してみることをおすすめします。
    納得して選んだリフォームは、きっと「やってよかった」と思えるものになります。
    「何かあったら、どこに連絡すればいいですか?」この質問に、明確に答えられる会社を選びましょう。

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