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リフォーム会社、どこに頼めば正解?実は“大手”にはこんな落とし穴があるかも

【はじめに】

家のちょっとした困りごと。例えば、水回りのトラブル、壁紙の張り替え、ドアの修理など、日々の暮らしの中で「ここ直したいな」と思う瞬間はありませんか?

そんなとき、どこの会社にリフォームをお願いすればいいのか迷う方は多いはずです。
「とりあえず大手のリフォーム会社に頼んでおけば安心かな」
「CMでよく見るし、家電量販店のリフォームコーナーでいいかな」
こういった選択をされる方が多いのも事実です。

しかし、実はその「安心」が、思わぬ落とし穴になることもあるのです。
今回は、大手のリフォーム会社に依頼する際に知っておきたいことや、地元密着の業者に頼むメリットについて、現場の視点からじっくり解説していきます。

【1】大手リフォーム会社に依頼する仕組みとは?

リフォームをお願いする際、大手の会社や家電量販店の窓口で相談するケースは多くあります。
一見すると「信頼できそう」「保証もしっかりしていそう」と思えますが、実際に工事をするのはその会社ではないことがほとんどです。

大手企業が請けたリフォーム工事の多くは、下請け業者、さらにその先の二次下請け(孫請け)業者が現場を担当します。
この「間に複数の業者が入る構造」が、実は大きなリスクを生んでいるのです。

【2】下請け構造の何が問題なのか?

工事を依頼するお客様から見ると、「お金を払ってリフォームしてもらう」という単純な構図に見えますが、実際はこうです:

お客様 → 大手企業 → 一次下請け → 二次下請け(実際の職人)

つまり、実際に作業する職人さんに行き着くまでに、何段階もマージン(中間手数料)が発生します。
このマージンが発生するということは、現場の職人に支払われる金額が圧縮されているということです。

当然、少ない予算で工事を請けることになった職人は、以下のようなことが起きやすくなります:
• 工期が短縮され、丁寧な仕事ができない
• 使用する資材のグレードを下げざるを得ない
• 経費を浮かせるため、人件費を削る(=経験の浅い職人が対応)

結果として、「高いお金を払ったのに仕上がりがイマイチ」というトラブルにつながってしまうのです。

【3】大手企業は小さな工事を嫌う?

意外と知られていないことですが、大手のリフォーム会社の中には、「1000万円以上の工事しか請けない」と公言するところもあります。

つまり、「トイレのリフォームだけしたい」「壁紙を張り替えたい」といった数十万円規模の小さな工事は、あまり歓迎されないということです。

その場合、どうなるかというと——
• 担当者がつくまでに時間がかかる
• 実地調査が雑になる
• 明らかに「ついで感」のある対応をされる

こういった体験をされたお客様から「やっぱり地元の業者さんに頼めばよかった」という声をよく聞きます。

【4】“信頼”を大切にする地元密着型リフォーム会社のメリット

私たちのような地元密着型のリフォーム会社は、すべてのお客様と直接やりとりをしています。
つまり、間に下請けが入ることはなく、「最初の相談から施工、アフターフォローまで」一貫して私たちが担当します。

このスタイルのメリットは、次のような点にあります:

  1. 価格が明瞭で無駄がない

中間マージンが発生しないため、同じ工事でもコストを抑えることが可能です。
また、資材選びから施工方法まで、すべてお客様と一緒に考えることができるので、無駄な提案がありません。

  1. 小さな工事も喜んで対応

「ドアの建て付けが悪い」「コンセントの位置を変えたい」「網戸を張り替えたい」
こんなちょっとした工事でも、私たちはよろこんで対応します。
リフォームは金額の大小ではなく、「住まいに対する悩みを解決すること」が本質だからです。

  1. 信頼関係が築ける

地元で仕事をしている以上、雑な仕事はできません。口コミも大事ですし、地域のつながりを何より大切にしています。
「またお願いしたい」「知り合いにも紹介したい」と思っていただける関係を築くことを、何よりも優先しています。

【5】大手VS地元、どちらが正解か?

もちろん、大手にもメリットはあります。
大規模なリフォーム(例:家全体の改築、断熱工事、耐震改修など)の場合、資金力や体制の整った大手の方が向いているケースもあるでしょう。

しかし、「住まいのちょっとした困りごと」「価格と品質のバランス」「柔軟な対応」という点で見ると、地元の信頼できる業者の方が、圧倒的に強みを発揮します。

【6】失敗しないリフォーム会社の選び方 〜チェックリスト〜

リフォーム会社を選ぶときは、次のようなポイントを意識すると失敗が少なくなります。

チェックリスト:

• ホームページやSNSで施工事例が具体的に紹介されているか?
• 見積もり時に、担当者が現地をしっかり見てくれたか?
• 小規模工事でも丁寧に対応してくれるか?
• 施工前後の写真や説明が明確か?
• 地域での口コミや評判はどうか?
• 契約内容や保証内容が明文化されているか?

このあたりを確認するだけで、安心して依頼できる業者かどうかが見えてきます。

【7】最後に:住まいのパートナーを選ぼう

リフォームとは、ただ家を直すだけではありません。
「暮らしをもっと快適にするための、大切なステップ」です。

だからこそ、工事の金額だけでなく、“信頼できる人に任せられるか”を基準に選んでほしいと思っています。

私たちは、数千円の小さな工事から喜んで対応していますし、「誰に相談すればいいか分からない」と思ったときの“住まいの相談役”でありたいと考えています。

おわりに

「なんとなく大手に頼んでおけば安心」
そんな時代はもう終わりかもしれません。
本当に大切なのは、信頼して任せられるパートナーを見つけることです。

どんな小さなお困りごとでも、どうぞお気軽にご相談ください。

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